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2020.10.23

人口1.6億人、平均年齢23歳のバングラデシュのチカラを宮崎に!

株式会社B&M

弊社では、全国初となる産学官の外国高度人材育成・受入れ事業「宮崎-バングラデシュ モデル」を通し、県内企業とバングラデシュIT人材のマッチング、また受入れサポートや育成事業を行っています。彼らが宮崎企業で活躍し、また宮崎が外国人との協働が得意な地域となってさらに盛り上がるよう、小粒ながら尽力してまいります!


 


会社名:株式会社B&M
所在地:宮崎市橘通西3丁目10番36号 ニシムラビル6階
電話番号:0985-32-7122
webサイト:bandm.biz/home
事業内容:人材採用・育成支援事業、ソフトウェア開発


 


- interview -


宮崎の企業とバングラデシュの優秀なIT人材を繋げる


eラーニング事業を手がける株式会社教育情報サービスから、スピンアウトする形で立ち上がったという人材紹介会社・株式会社B&M。同社はバングラデシュの優秀なIT人材と、宮崎の企業との橋渡し役を担い、注目を集めている企業です。今回はそんな同社の代表取締役をつとめる荻野紗由理さんにお話を伺いました。


東京からUターンで宮崎へ


荻野さんは、大学進学と共に上京。新卒後も東京で就職したため、久々に故郷へ戻る形となったそうです。


「新卒で入った会社で9年ぐらい働いて、それから宮崎に戻ってきました。それまではUターンしてくる気は全然なかったんです。」


Uターンで宮崎に戻ってくるまでは、東京で顧客対応もしつつ、CSとSEの間のような業務を担当していたという荻野さん。そんな彼女の転機となったのは、父が社長を務める株式会社教育情報サービスが、バングラデシュへの進出を計画したことでした。


「教育情報サービスで、バングラデシュに行くようになったのですが、向こうには優秀な人材が多く、日本に憧れている人もいっぱいいることがわかったんです。方や、宮崎にはIT人材が少ない。これは繋げられるのではないか?と感じました」



父の会社の新プロジェクトが人生の転機に


もともと、教育情報サービスの社長をつとめる荻野さんの父・荻野次信さんが、市や宮崎大学とも良好な関係にあることが手伝い、すぐに活発な意見交換がなされることに。その結果、バングラデシュの人材と、宮崎の企業とを繋ぐプロジェクトが発足。後に宮崎-バングラデシュモデルと呼ばれるこのプロジェクトでは、JICA、宮崎市、宮崎大学、そして受入企業とが、産学官連携で取り組むことになりました。


「産学官で意見交換をする中で、本格的にバングラデシュの人たちに日本語を教えて、働いてもらえるような仕組みを作っていこうという話になり、その結果、教育情報サービスからスピンアウトする形で、新たに人材紹介会社として、このB&Mが立ち上げられることとなりました。」


宮崎からバングラデシュ、バングラデシュから宮崎へ


B&Mモデルは、IT人材をはじめとする高度人材を育成し、日本での留学経験を経た上で、宮崎の企業へと就職するというものですが、もともとバングラデシュには魅力的な人材がたくさんいるといいます。


「貧富の差の大きい国ですが、大学に進む子はある程度の家庭環境で、また、もともとイギリス領であったことから、英語が堪能なのが特徴です。2050年頃まで人口ボーナスが続く見通しで、平均年齢は23歳。国策としても、『デジタルバングラデシュ』として、コンピューターサイエンスに力を入れています。」


また、最初にバングラデシュを国として承認したのが日本であることや、ODAでの援助が隣国・インドに次いで2位であることなどを社会の授業で教えられるほか、街中にはTOYOTAの車が数多く走っていることなどから、日本への憧れを持った若者がたくさんおり、日本での就労を夢見ているという点も特徴であるそうです。


宮崎とバングラデシュの架け橋に



既に2020年4月までに30名のバングラデシュ人が宮崎での就職に成功しているという宮崎-バングラデシュモデル。このプロジェクトは大変な人気で、20名~40名程度の募集枠に、毎回2000名~4000名強ものITエンジニアが応募するというから驚きです。


「宮崎の企業なので、皆さん、温かい受け入れをしてくれています。バングラデシュの人は宮崎に合っていると思いますし、もっともっと盛り上げていければ嬉しいです。無論、課題はありますが、小さい課題を、産学官巻き込む形で解決して、他府県に一歩先んじた流れをつくっていければと考えています。」


なお、同プロジェクトのベースとなっているJICAとバングラデシュIT省が協定を結んだ「日本企業への就職を目指すトレーニングコース(通称B-JET)」では、2020年までに全国で300名以上のバングラデシュIT人材を輩出したといいます。また、2021年10月からは、さらにパワーアップした宮崎-バングラデシュモデルを引き続き宮崎の産学官で実施予定とのこと。バングラデシュからやってきた彼らと、その架け橋となる荻野さんらの活躍に期待したいところです。