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2021.12.22

学生×会長の対談を実施「次世代の未来のために、IT企業ができること」

宮崎県内の大学・短大・高専生を対象とした宮崎県最大規模のビジネスプランコンテスト、「宮崎・学生ビジネスプランコンテスト」。参加した学生がビジネスプランをつくりプレゼンし、その新規性や実現可能性、表現力を競うコンテストです。


2021年にMiyazaki IT Plus賞を受賞した「COCONO SAUNA ~毎日入れる本格サウナ専門店~」。提案者である学生と、当団体会長 岡田憲明による対談を実施しました。



左から、宮崎大学地域資源創成学部地域資源創成学科 3年 清水 優成さん、Miyazaki IT Plus会長 スパークジャパン株式会社 代表取締役社長 岡田 憲明、宮崎大学大学院工学研究科修士課程工学専攻環境系コース修士1年 武元 佑樹さん


「宮崎・学生ビジネスプランコンテスト」応募のきっかけ


武元さん:ビジコンでの実績を就活にいかしたいと思い、応募を決めました。共同提案者の清水さんとは、もともと別でビジネスプランを考案していたのですが、お互いサウナ企画だったことから、共同でやろうと決めました。


清水さん:私は、偶然ゼミ室でビジコンについて話していたのを聴いたのがきっかけでした。単純におもしろそうだな、と感じて提案しようと思いました。武元さんとは、友人が繋いでくれ、すぐに意気投合。翌日には、プランが確立していましたね。


「COCONO SAUNA ~毎日入れる本格サウナ専門店~」とは



清水さん:我々が考案したのは、サブスクリプションの「サウナ専門店」プランです。


サウナの日常的な利用は、心と身体の健康に繋がります。現代の方が抱える課題をサウナという手段で解決する。加えて、店舗はコンビニの空き店舗を利用することで設備投資を抑え、全国へと広げていく。そんなビジネスプランでした。


Miyazaki IT Plus賞に選んだ理由



岡田:サウナという手段を通して、ユーザーへ「健康」という価値提供をするという、現代の人々の課題やトレンドを捉えた事業であるという点。エビデンスもしっかり示せていたこと。そして、コンビニの空き店舗を使って展開していくという、時代に即した現実的な発展性。それらを評価しました。


お金儲けがゴールではない「誰かを幸せにする」という目的が非常に明確で、とてもよかったですね。


武元さん:受賞した際には、とにかく驚きました!Miyazaki IT Plus賞をはじめとし、協賛企業賞を他にも多数いただくことができたのですが、評価していただけてとても嬉しかったです。


岡田:学生のうちから「課題に気付く能力」「解決策を提案する能力」が兼ね備えられていて、お二人の将来がとても楽しみです。今回のプランを聴き、私の自身も新しい角度からの気付きをいただけました。


どんな業界でも、事業は「世の中に存在する課題を解決する」手段である必要があります。ぜひその視点を持ち続けてほしいですね。


宮崎市のIT企業の印象



武元さん:非常に盛り上がっているなぁという印象です。ニュースや大学の講演で、宮崎市のIT企業を知る機会がありますが、Tシャツにジーパンを着て出社していたり、服飾系の最先端の企業があったり、とても先進的だと感じます。


清水さん:宮崎市内のIT企業でインターンしているのですが、自由な印象です。電子キーがスタンダードだったり、オフィスがお洒落で、働き方も柔軟。IT企業は、新しくかっこいい企業が多いイメージがありますね。


ただ、まだまだ学生には認知されていない企業が多いかな、とも感じています。私自身は、企業と学生をつなぐイベントを企画運営しており、企業を知る機会が多いです。一方で、他の学生はなかなか機会がありません。もっともっと認知が上がるといいなと思います。


岡田:そうですね。確かに学生との交流機会は作っていきたいと思っています。私自身、先日宮崎大学の講義でお話させていただいたり、学生向けの会社説明会には積極的に足を運んでいます。今後ももっと増やしていきたいですね。


就職で大事にしたいこと


武元さん:まずは、社会貢献性です。社会にとってどんなプラスになるのか、そこを大事にしたいですね。


あとはワークライフバランス。働くのはもちろん大事ですが、自分の時間をしっかり取ることができればモチベーションへと繋がると思っています。


最後に勤務地です。今はリモートワークもスタンダードになってきています。在宅ができるか、など働く場所の柔軟性も重視していますね。


清水さん:私はまず、県外に出たいなと思っています。これまでずっと宮崎で育ってきたので、一度外を見てみたいです。


次に、人間関係。ゼミでは組織論を学んでいるのですが、事業内容以上に関係する人々がゴールやビジョンに向かって臨んでいるかを重視したいです。


あとは、「文化祭感」。完璧ではないけれど、熱量があって、混沌としているイメージです。ベンチャー寄りになるのかな、と思っています。



岡田:驚きました。お二人とも明確に大事にしたいことをスッと3つ答えることができて、素晴らしいですね。


私は、どんな仕事でも根底は全て「人間関係」だと思っています。クライアントとも、社員とも、事業のパートナーとも、互いの価値観をぶつけ合わせてすり合わせしていくことが最重要です。


例えば「楽しい」という価値一つとっても、個々人によって解釈が異なります。学校の部活のようなものを楽しいという人。苦労してでも満足したアウトプットを出せることが、楽しいという人。忖度や遠慮をし過ぎることなく、個々が思う価値観をクリアに伝えることができるかどうか。その上で、適切にすり合わせする、もしくは一緒に新しい価値を創りだす。


採用であっても、サービスの提供であっても、そこは共通していると思いますね。


「宮崎市 x IT」の未来



岡田:ずっと私が目指しているのは「宮崎をアジアのシリコンバレーにする」ということです。シリコンバレーは、環境的に宮崎に似ています。自然あふれる郊外で、移動には車が必須のエリアですが、世界を牽引する企業が集積しています。


ここ数年、宮崎市にもIT企業はかなり集まってきています。しかし「宮崎発」のサービスや技術を提供している企業は、まだ多くありません。ITは、他業界とは異なり、サービスを創り出す際のハードルは低い。その強みをいかして、宮崎から技術提供ができる企業が増えて欲しいですね。


また、Miyazaki IT Plus加盟企業全体での人材育成も進めていきたいです。相互に人材を交流させることで、企業文化が混ざり、企業同士も切磋琢磨し合える。そんな仕組みを作っていきたいです。


今回のようなビジネスコンテストや、ここATOMica宮崎のようなコワーキングスペースの存在も、新たな人材が生まれる貴重な場だと思います。相乗効果で素晴らしい人材を育てていきたいですね。


成功の反対は失敗ではなく「静観」。動かずに批判批評するのではなく、失敗を恐れず動き続けていきたいです。