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2022.1.21

宮崎北高等学校の生徒さんたちと「模擬就活」を実施しました

宮崎北高等学校の学生と「模擬就活」を実施
学生との交流を通して、宮崎市内のIT企業の認知を高めようと、2021年12月18日(土)に「模擬就活」を行いました。



企画は、当協議会副会長の株式会社B&M。パネラーとして、GMOインターネット株式会社・株式会社教育情報サービス・株式会社Vitalize・株式会社電通オンデマンドグラフィックが参加しました。
参加した生徒は、宮崎北高等学校の1〜3年生、合計15名。高校生にとって、こういった機会はなかなかないとのことで、皆前のめりに参加されていました。


ライフラインチャートからみる「働く」ということ



まずはじめに行ったのは、各パネラーのライフラインチャートを通して知る「働く」ということ。これまでの人生を振り返り、今の職に就くまでを赤裸々にお話いただきました。
「4200万の借金から始まった。電気店でのお客様サポートの知識をいかして、今ここにいる」
「お金こそ全てだと思っていたが、発展途上国で価値観が変わった。教育をアップデートしたい」



「勉強ができなかったが、美術が好きだった。その好きを貫いて、今クリエイティブ業界にいる」
「県外に出て、コロナ禍で生活が窮屈になり、Uターンを決めた」
など、それぞれの人生の推移やモチベーションを知ることで、表層的ではない「働く」意義を感じられたようです。



また、IT企業の中でもエンジニアリングのみならず、カスタマーサポートや教育、クリエイティブまで、多様なジャンル・業務内容があることも伝えることができました。



初めての名刺交換
続いて、各パネラーごとに班に分かれ、セッションを実施。まずは、ビジネスマナーの基本となる「名刺交換」を行いました。



緊張した面持ちで、自作の名刺を交換。パネラーから名刺交換の手順やテクニックを伝えながら、ビジネスシーンを体感する時間になりました。



個別に質問対応
最後に、学生からの質問へ回答。
漠然とした未来に、不安や疑問の絶えない学生たち。社会人を経験し、宮崎市を牽引する企業に勤めるからこその言葉を、丁寧に返していました。




なかなかこういった機会の少ない学生たち。積極的に質問が飛び交い、前のめりに話に聞き入る様子が見られました。




GMO hinata オフィス見学ツアー
今回使用した会場は、宮崎駅そばのGMO hinata オフィス。



実際に働く現場となるオフィス内の様子を見ていただこうと、見学ツアーも行いました。



著名なデザイナーが手掛けたという飫肥杉を使用した装飾も随所に見られ、お洒落なオフィス内に時より歓声もあがっていました。


 



 


模擬就活を終えて
初の試みとして行った、宮崎市のIT企業と高校生の「模擬就活」。皆どのように感じたのか、感想を伺いました。



宮崎北高等学校 黒木なおさん 
「普段、今回のように大きな企業で活躍されている方と、直にお話できる機会はなかなかありません。かなり贅沢な時間だと感じました。名刺交換も実践することはないので、かなり勉強になりましたね。
正直、宮崎のIT企業ってあまり大きい企業はないんじゃないかとも思っていたんです。でも、皆さんのお話を伺い、社内を案内していただいて、こんなに素敵なところがあるんだと感動しました。
進学でもし県外に出たとしても、またいつか宮崎に戻って来るのも楽しそうだなって思えました。貴重な機会をありがとうございました!」



宮崎北高等学校 教育開発部 長友 優樹さん
「生徒たちの楽しそうな表情を見ながら、本当にやってよかったな、と感じました。ぜひこれからの未来に繋がって欲しいなと思います。
生徒たちには、県外に一度出たとしても、いつかは地元宮崎に戻ってきて欲しいと思っています。今回のような機会があることで、都市圏だけが就職先ではないことを知り、宮崎を選択するひとつの要因になる。
今後も宮崎市のIT企業の皆様には、ぜひ高校生との交流機会を持ち続けていただきたいと願います。」


パネラーから、学生たちへのメッセージ
宮崎市は若年層の流出が顕著で、長年の課題です。Uターンを促進するための魅力的な企業の存在は、かなり重要な要素となっています。


宮崎市を拠点とし、IT界を盛り上げる中心企業として学生と直に話し、どう感じたのか。また、学生の皆さんに伝えたいメッセージを伺いました。



GMOインターネット株式会社
事業統括本部 宮崎オフィス マネージャー 山田 博史
「百聞は一見にしかず。一度外に出てみることには賛成です。一つの世界に暮らしていると、情報量の少なくなってしまい、視点も限られてしまいます。
例えば、スマートフォンとパソコンで同じ情報を検索してみてください。画面の大きさが違うので、一画面に表示される情報量が圧倒的に違う。それと同じことが起こっているような状態です。
ぜひパソコンの世界、つまり広く、数多くの情報に触れることができる世界に飛び込んでみてください。様々な視点を吸収した上で、自分の未来を慎重に考えて欲しいですね。
インターネットは、可能性。物理的リソースは最小限に、新たなサービスを生み出すことができます。学生の皆さんが情報量を増やした上で、IT業界を選択していただけたら嬉しいです。
今後も、業界外の方にもGMOの名を知っていただけるように、様々な活動を続けていきます。」



株式会社教育情報サービス 
社長室 室長 企画営業部 部長 情野 吉彦
「今はまだ、一度都会に出て荒波に揉まれたほうがいいのではないか、と私自身は感じています。その後、宮崎に貢献する、という流れがベストなのではないでしょうか。
働き方も多様化する中で、宮崎で都会の価値観を持つ関連企業や技術者も増えていくでしょう。
当社は、国際的な教育コンテンツを提供する企業です。海外での事業を手掛けたいと考えるのであれば、学生のうちはまず海外にでたいというモチベーションを持ち続けて、コミュニケーションスキルを身に着けておけると良いと思います。
今回話した学生の中には、自分で目的意識を持ってプログラミング言語を学び、エンジニアリングしているという方もいました。行動に移せているってとても素晴らしいことだと思いましたね。」



株式会社電通オンデマンドグラフィック
宮崎デジタルデザインラボ 室長 島雄 宏晃
「全ての業種において、コミュニケーション能力が最重要だと思っています。学生さんからは、学生の間に身に着けておいたほうがいいことは、という質問がおおかったのですが、まずはコミュニケーション。技術はあとからでも対応できるよ、と答えました。
都会の仕事がしたいと思う方も多いかもしれませんが、今電通本社は、出社率が2割になりました。出社の必要性がないことも多いと、コロナ禍で気付いたんですよね。であれば、都内の仕事は都内でしかできない、ということはない。
当社は、都内との交流も多数あります。宮崎という素晴らしい環境の中で、最先端の仕事ができるのです。
そんな今だからこそ、ぜひ自分が好きなことを仕事にして欲しいですね!夢を諦めずに。夢を持ち続けてください。」



株式会社 Vitalize
エンジニア 長野 大地
「コロナをきっかけに、私をはじめとして、友人もUターンした方が多いです。都会だと密な環境も多く、ピリピリして生きづらい。加えて、IT業界だと特に、場所を選ばず業務ができます。
であれば、都会に住んでいる必要性がない。
もちろん県外にでて、一人暮らしをしたり、多様な人との出会いがあることで、価値観が広がります。一度そういった経験をするのは、とても良いことだと思いますよ。
今当社では、学生向けのエンジニアスクールも事業として行っています。宮崎でも高いスキルを身につけられることを知り、宮崎を一つの選択肢とする手立てになって欲しいとですね。」


企業立地の促進、認知を高める
Miyazaki IT Plusは、宮崎市の産業界(民間企業)と学校・行政が連携して活動をおこなう共同事業体で、人材確保・育成、交流、広報に関わる様々な取り組みを実施しています。
今回の企画では、宮崎市役所 商工戦略局 工業政策課の方に、運営やファシリテーターとして参加いただきました。



宮崎市役所 観光商工部 商工戦略局 工業政策課 企業立地のお二人
山本さん(写真左)・村社さん(写真右)
「地元の企業と学生が交流し、興味を持ち、未来へとつながっていく。かなり良いキャリア教育企画だったと感じました。
社会人になったとき県外にいたとして、環境があわなかったら、ぜひ宮崎市を選択肢に入れて欲しいと思っています。
しかし、そもそも企業を知らなかったらビジョンも描きづらい。宮崎市の企業を知ることが、まずはじめの一歩になります。
今回は、そんな第一歩になったのではないかと思います。
宮崎市として、今後も幅広い企業を誘致しながら、こういったイベントをサポートし、学生たちへの認知を高めていきたいと思います。」



株式会社B&M
代表取締役 荻野 紗由理
「今回の企画では、インターネット上で沢山の情報にアクセスできる今の高校生を状況踏まえて、対面ならではの『人』に焦点をあてました。
高校生は、事前講座として自身のライフラインチャートを作ったり、企業への質問を考えたうえで参加してもらいました。
最初は緊張した様子でしたが、パネラーの皆さんのおもしろく刺激的なお話に、高校生からも質問が止まりませんでした。とてもエネルギーが溢れた時間になったと感じています。
高校生の『宮崎で働くことへの興味が湧いた』『勉強へのモチベーションが上がった』といった感想が印象的でした。
今回のような、地元企業と高校生との交流会が、今後の地域活性や雇用促進の大きなうねりに繋がっていくといいなと感じています。」