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2021.1.08

「第3回 みやざきジュニアプログラミングアワード」の開催をサポート

2020年12月19日、宮日会館で「第3回 みやざきジュニアプログラミングアワード」が開催されました。主催は宮崎日日新聞社、共催は宮崎県情報産業協会、宮崎市ICT企業連絡協議会(Miyazaki IT Plus)。高学年(小学4~6年生)、低学年(小学1~3年生)の2部門で、同年7月から10月にかけて作品を募集しました。


「地域からICTに強い子どもたちを育てよう」という目的のもと、全国でも早く2019年から開催された同アワード。今回で3回目を迎え、高学年の部の大賞受賞者は、2021年3月21日に東京で開かれる全国選抜小学生プログラミング大会への出場権が与えられます。


個人、団体合わせて21の応募があり、当日は一次予選を突破した7個人、3チームのプレゼンテーションが発表されました。高学年では「もっと好きになるわたしのまち」、低学年では「ワクワクするもの」というテーマが設定されており、各個人、各チームが作品の内容に併せて、作品を作った理由や工夫した点、苦労した点などを壇上で解説しました。



高学年の部の大賞は「ぶらっしゅとーく」を発表した平川晴茄さん(宮崎大学教育学部附属小学校6年)が受賞。新型コロナで遠くなった、人と人の関係を縮めることができるコミュニケーションツールで、ビデオ通話(文字盤でのチャットにも対応)が可能。文字を読み上げる機能、スタンプ機能なども備え、ユーザーテストも実施しました。誰でも使えるようにユーザビリティ、アクセシビリティに気を使っており、将来的には「世界中で使えるアプリにしていきたい」とこれからの目標を語りました。


高学年の部の準大賞はチーム「しりとり」の「お魚AI」、努力賞は「MIYAKONOJO Walking Quest」、「ONLINE! SAITO PUZZLE」、「宮崎県は、どんな所?」、「く~ちゃんの大冒険 ―高千穂牧場編―」が受賞。



低学年の部の大賞は「でんしおこづかいちょうたま~る」を発表したチーム「Su-So-Ka-」が受賞。川上涼乃さん(宮崎市立江平小学校3年)、上田蒼大さん(同2年)、宮﨑花音さん(同1年)の3人のチームで、おこづかいを効率的に貯めるためのアプリを制作。「楽しくお金を貯められるように、イラストを明るいものにした」と工夫したも解説しました。


低学年の部の準大賞は作元麟太郎さん作の「Super RinGame」、努力賞は「かえるバスターズ」、「うちゅうめいろ」。


主催者は、「地域課題を解決する作品が多いのが、このイベントの特徴。プログラミング、企画のレベルが高い子もいる。大賞の平川さんは、全国でも上位になれるのではないか」と期待を寄せます。


「第3回 みやざきジュニアプログラミングアワード」
https://www.the-miyanichi.co.jp/special/programming/03/


Miyazaki IT Plusは今後もプログラミングに挑戦する子どもたちを応援します。