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2022.12.04

「第5回 みやざきジュニアプログラミングアワード」を共催しました

2022年11月5日(土)、宮日会館で「第5回 みやざきジュニアプログラミングアワード」が開催されました。主催は宮崎日日新聞社。共催は宮崎県、宮崎県情報産業協会、宮崎市ICT企業連絡協議会(Miyazaki IT Plus)。当団体会長(スパークジャパン代表取締役)岡田 憲明が、審査員として参加しました。



高学年(小学4~6年生)、低学年(小学1~3年生)の2部門で、「みんなのみらい」をテーマに作品を募集。今回で5回目を迎える同アワード。かなりレベルの高い作品が集まり、当日は一次予選を突破した18個人、10チームのプレゼンテーションが発表されました。各個人、各チームが作品の内容に併せて、作品を作った理由や工夫した点、苦労した点などを壇上で解説しました。


先生の働き方改革!宿題管理アプリ「Homework Management」



高学年の部の大賞は「Homework Management」を発表した迫園梨央さん(宮崎大学教育学部附属小学校6年)が受賞。先生たちの負担を減らすことを目的とし、宿題の提出管理が可能なアプリケーションを開発しました。宿題にQRコードを付与し、生徒が各自でタブレットで読み込み。1年間の提出状況がスプレッドシート上でまとめられます。




先生に向けたユーザーテストも行い、要望に合わせた改良も行いました。




今後は、生徒側へのユーザーテスト、データが増えてきたときの重さの改善やグラフ化など、よりユーザビリティを追求したいと語っていました。


 


迫園さんは、2021年3月上旬に東京で開かれる全国選抜小学生プログラミング大会へも出場。活躍が期待されます!



岡田「迫園さんの作品は、2者以上が関わり、皆のメリットが生まれる、より実際のビジネスに近いアプリケーションでした。実装のレベルも高く、ユーザーテストも行っており、完成度もかなり高かった。全国大会でもがんばってください!」


環境保全の意識醸成に繋がる!海底探索ゲーム「Deep Sea」



低学年の部の大賞は「Deep Sea」を発表した河野雅彦さん(宮崎大学教育学部附属小学校3年)が受賞。河野さんが大好きな海底を泳げ、綺麗な珊瑚や魚を見ることができるゲームを制作。ユーザーが何度も楽しめるように、物語を作り、3つの難易度を作ったことなど工夫した点を解説しました。



また、制作の中で海底資源の存在や重要性にも気付いたといいます。ゲームをすることで海底資源への関心を高め、明るい未来へ繋げていきたいと語っていました。




ユーザビリティを追求し、環境保全にも繋げる。社会的意義も高く評価され、受賞となりました。


小学校では、プログラミング教育が必修化し、タブレット端末を取り入れた授業など、ICT教育に対する重要性は益々高まっています。Miyazaki IT Plusでは、今後もプログラミングに挑戦する子どもたちを応援します!



「第5回 みやざきジュニアプログラミングアワード」


https://www.the-miyanichi.co.jp/special/programming/05/