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2023.10.04

【オフィス紹介】個性豊かな会員企業3社のオフィスをご紹介!

コロナ禍により、当たり前となったリモートワークやテレワークなどの多様な働き方。しかし同時に、コミュニケーション不足やセキュリティ面での課題といった様々な課題が生まれるなど、改めてオフィスの重要性を再認識した企業も多いことと思います。


今回は当協議会会員企業の中から、特徴的なオフィスを構えている「パーソルワークスデザイン」「GMOインターネットグループ」「MANGO」の3社のオフィスをご紹介します。


 


■「南国・宮崎」を存分に感じる内装に!県内の観光名所を再現


最初にご紹介するのは「パーソルワークスデザイン株式会社」。


最大の特徴は、何といっても宮崎という地域性を全面に出したデザイン!特に緑と青を基調とした執務室は、壁にヤシの木やモアイ像のイラストを施すなど、南国・宮崎の雰囲気が感じられる仕様となっています。


大きく4つのエリアに分かれている執務室。「海」と呼ばれるエリアは、日南海岸をイメージし青色で統一しています。椅子やテーブルも同系色にするこだわりぶりです!


「海」と反対にある、緑色のエリア、通称「高原」は生駒高原をイメージ。


「海」と「高原」の境目には、青島の観光名所「鬼の洗濯岩」を連想させるデザインも。その中央に位置する「青島」は、チームリーダー用の席で、各チームを見渡すことができるよう一段高くなっています。


「鵜戸神宮」と呼ばれる会議室の扉には、赤い鳥居のイラストが描かれています。


プレゼンテーションルーム、通称「船」はその名の通り船をイメージした内装で、丸い窓や小さなライトが付いています。



「県外のお客様からは『宮崎を感じられる!』と好評です。また社員もミーティングする際『船に行ってきます』と言うなど、その名称は浸透しています」(管理本部 坂本文俊さん)


リフレッシュルームは、おしゃれなデザインや過ごしやすい空間で社員から人気だと言います。


その他、宮崎の野球場に因んだ「サンマリン」と名付けられた研修室もあるなど、徹底した宮崎コンセプトが印象的でした!


 


明るく開放的な空間で、社内コミュニケーションを活性化


2社目にご紹介するのは「GMOインターネットグループ」。


「GMO hinataオフィス」は、県のキャッチフレーズ「日本のひなた 宮崎県」から着想を得てデザインされています。社内に足を踏み入れると、最初に目にするのは、大きな企業名のオブジェ前に設置された県産の綾けやきで作られたバーカウンター。


仕事場としてはもちろん、食事や会話を楽しむ場としても活用できます。毎週金曜日は、お酒や軽食を楽しみながらコミュニケーションを図る「Barタイム」というイベントも開催しているそう。



バーカウンターの奥にあるのは、カフェスペース「GMO Yours」。横一面ガラス張りで、自然光が差し込む作りになっており、ランチや読書を楽しむことのできる、憩いの場となっているようです。




社員の方からは、「Yoursで作業すると気持ちを切り替えることができる」との声も。


グループ5社のメンバーがワンフロアで仕事している執務スペースには、県産の飫肥杉を使用した柱も設置。GMO インターネットグループ 永友光紀さんは「壁もなく開放的な空間なのでコミュニケーションが取りやすいんです」と話します。


会議室も豊富に用意。特に「E会議室」は大きな窓があり開放的で、「落ち着いた雰囲気で話し合える」との声も届いています。


リモート会議専用の個別のzoomスペースもいくつか用意されています。


オフィス名に入った「ひなた」の文字通り、暖かく明るい光が差し込み、開放感のあるオフィスでした。


 


■オフィスの常識に捉われない、徹底した「空港」コンセプト


最後にご紹介するのは「MANGO株式会社」のオフィス。


「MANGOがデジタルマーケティングに関するキャリアの離発着地になれば」という思いから「空港」をコンセプトにしたとのこと。


空港のターミナルを意識した1階のコミュニケーションスペースは、作業やランチ、イベントの開催など幅広い場面で活用されており、またミーティングルームの名称は「GATE」と名付けられ、大きな世界地図も貼られるなど、細かい部分までコンセプトを意識した作りとなっています。



仕切りを作ることができるスペースは、「集中したい時や、気分転換したい時なども周りを気にせず活用できる」と好評だそう。


4階のワークスペースのテーマは、「Bar Lounge」。仕事も息抜きもできる場として作られています。また山と海を表現しており、バーカウンターは美郷町産の杉を使用。こちらはなんと、森づくりと地域づくりの事業を展開されているHUTTEさんにサポートいただきながら、社員自ら制作したものだそうです!また、海を表した青色のカーペットには、廃棄漁網が再利用されているそうです。


6階は執務室、通称「オペレーションセンター」。フリーアドレス制で、好きな席で働くことができます。


最近は、新たにウェブ会議ブースも設置。「社員の声から採用したもので、普段から社員の意見に耳を傾けることを大切にしています」(総務課マネージャー・柴田圭一さん)



コンセプトは一貫しつつも、社員の働きやすさを重視した要素が多く散りばめられたオフィスとなっていました!


ユニークで、唯一無二のデザインを誇る3社のオフィス。それぞれに個性的な内装やコンセプトを採用しつつも、コミュニケーションを生みやすい環境作りや働きやすさを考えた仕様という点では、共通しているようでした。


今後もMiyazaki IT Plusは地域との関りや企業間での交流を図りながら、宮崎のIT業界を盛り上げていきます。


 


取材・執筆・撮影=藤井美帆(Qurumu)