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2023.11.10

ICT人材の育成を図る「第6回 みやざきジュニアプログラミングアワード」を共催しました

今回は、11月4日に宮日会館で行われた「第6回 みやざきジュニアプログラミングアワード」の様子をお届けします。


宮崎県内の小学生が、プログラミングのアイデアや完成度を競う「みやざきジュニアプログラミングアワード」。近年、小学校でのプログラミング教育の必修化やタブレット端末を使用した授業の実施など、ICT人材の育成はますます重要性を増しています。そうした現状を踏まえ、宮崎の子どもたちのICTへの関心を高め、未来の宮崎のICT人材の育成を図る目的で同大会が開催されています。


宮崎日日新聞社が主催し、宮崎県、宮崎県情報産業協会、そしてMiyazaki IT Plusも子どもたちのプログラミング教育の支援として毎回共催しています。当日は、当協議会会長の岡田憲明含めた、県内の企業や大学の専門家など4人が審査を行いました。


■全国の中でもハイレベルな作品が集まる宮崎大会


テーマは「みんなのみらい」。自分や大切な人、暮らす場所など、みんなの明るい未来のために役立つようなアイデアがつまった作品を募集しました。実は、全国選抜小学生プログラミング大会でもグランプリ上位入賞者を多く輩出するほどレベルの高い宮崎県。それに伴い、同大会の注目度や応募作品の完成度も年々高まっています。当日は厳正な1次選考を通過した約10組が、ファイナリストとしてプレゼンテーションを行いました。



会場には、発表者の保護者などをはじめとした観客の姿が。普段なかなか体験することのない緊張感のある雰囲気に、若干強ばった表情の子どもたちもいましたが、発表が始まると大人顔負けの度胸やコミュニケーション力を発揮していました。


低学年の部で大賞を受賞したのは、水野大樹さん、永野舜太さん、黒木心平さんのチーム「交通安全」。制作した作品は、自転車乗用者がゲームやクイズなどを通して交通ルールを理解し、身につけることができるというもの。特に、自転車乗用時のヘルメット着用の努力義務といった、今年新たに始まった取り組みから着想を得たテーマ設定が高く評価されました。



■大賞作品はAIを活用し、早く正確に会話できるのが特徴


高学年の部で大賞を獲得したのは、上田蒼大さんの「Be Free」。AIを使ってその場に合った返答や言葉を音声で発し、会話することが困難な人たちでも簡単にコミュニケーションを図ることができるアプリです。



個人のプロフィールや日常生活で頻繁に起こるシチュエーションを記憶させ、「会話ボタン機能」「AIチャット機能」の2つを組み合わせることで、筆談よりも早く、ジェスチャーよりも正確に言いたいことを伝えられるのが特徴です。上田さんは、来年3月に東京で開催される全国選抜小学生プログラミング大会へも出場します。



上田さんの大賞について、岡田会長は以下のようなコメントを述べました。


「世の中にあるさまざまな技術と自身が持つ課題を上手く掛け合わせた作品になっていると感じました。全国大会に向けてよりブラッシュアップしてもらえたらと思います」



発表後の子どもたちからは「普段こんなに大勢の人たちの前で話す機会はないので緊張しましたが、しっかり話せたので良かったです」「終わった後は安心しました。来年は兄弟でも出てみたいです」などの感想が届きました。


今回の大会をきっかけに、ICTへの関心や学びを深めた子どもたちも多いのではないでしょうか。宮崎、そして日本の未来を担う子どもたちの今後の活躍に期待していきたいですね。


今後もMiyazaki IT Plusは地域との関りや企業間での交流を図りながら、宮崎のIT業界を盛り上げていきます。


 


 


取材・執筆・撮影=藤井美帆(Qurumu)